株式会社織戸組は、「地球環境にも配慮した魅力あふれる地域創造の一翼を担っている事を自覚し、真に価値ある社会の実現に貢献すること」をテーマに、積極的にSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを進めています。
株式会社織戸組は、SDGsの達成に向けて取り組む企業・団体を川崎市が登録・認証する制度である「かわさきSDGsパートナー」登録企業として、以下のSDGs宣言をいたします。
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までの国際目標です。17の目標とそれらを達成するための169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む普遍的なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」の前文では、SDGsの達成を目指す決意としてPeople(人間)・Prosperity(繁栄)・Planet(地球)・Peace(平和)・Partnership(パートナーシップ)のPについて語られています。日本政府が中長期国家戦略として策定したSDGs実施指針は、その5つのPに対応しながら日本独自の課題も盛り込まれており、以下の8つの優先課題が定められています。
JAPAN SDGs Action Platform | 外務省
川崎市:川崎市SDGs登録・認証制度「かわさきSDGsパートナー」
当社では、保養施設やスポーツ観戦年間シートの完備など、福利厚生の充実に努めており、余暇活動の支援に積極的に取り組んでいます。安心して長く就業できる環境が整っており、ワーク・ライフ・バランスの良い環境です。
当社では、全社員が能力の向上を目指し、法令やルールを厳格に遵守し、高い倫理観を持って行動できるよう、各種資格取得について積極的に奨励しています。
当社では、川崎市が女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランスを推進するため、働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる中小企業を認証する制度「かわさき☆えるぼし」の認証を受けております。
当社では、「地域社会との調和を図る」との考え方に基づき、日頃より赤十字の精神に賛同し、献血車や献血運搬車の寄贈は勿論の事、集団献血にも積極的に参加しています。
当社では毎年7月頃に地元町内会や商店街の皆さんの御協力の元、集団献血を実施しています。
毎年、集団献血当日は織戸組従業員や地域住民の方々は勿論の事、取引先や協力会社の方々等、大変多くの皆さんより御参加頂いております。
近年、株式会社 織戸組に於ける集団献血への参加者は確実に増加しており、当社の献血事業への熱意が徐々に浸透してきたと共に、皆さんの御理解の賜物と考えています。
集団献血当日は、2021年2月22日に当社より日本赤十字社 神奈川県支部に寄贈致しました献血車「5代目織戸組号」が来場します。
年度 | 2023/7 | 2023/1 | 2022 | 2021/7 | 2021/2 | 2020 | 2019 | 2018 |
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400ml | 186名 | 140名 | 192名 | 168名 | 104名 | 194名 | 174名 | 157名 |
200ml | 19名 | 12名 | 14名 | 14名 | 11名 | 16名 | 10名 | 21名 |
計 | 205名 | 152名 | 206名 | 182名 | 115名 | 210名 | 184名 | 178名 |
当社では、砕石事業として、長年の研鑚によって生成可能になった高品質の砕石・砕砂を、道路・空港滑走路、高層ビル、建築基礎、グラウンド、橋梁、公園、路線道床等といった用途の為に販売しております。神奈川県西部・山梨県での販売網を中心に、1933年の初出荷から現在に至るまで、安定した供給を続けております。
骨材試験室(実験)
当社では2002年4月1日付で品質マネジメントシステム国際規格のISO9001規格を認証取得した事で、安定で安心の品質保持を実現し、生活基盤としての道路等の交通網及び建造物を、クオリティ高く支え続けて参ります。
当社は、砕石の製造販売及び土木構造物の施工により、社会基盤整備の一翼を担うため、顧客満足及び企業価値の向上を目指し、地域社会とともに共存・発展するための品質方針を定めています。
当社の南アルプス事業所ではISO9001規格の認証取得だけでなく、更なる信頼の製品品質を目指して、2006年10月11日付けでコンクリート用砕石及び砕砂についてJIS A5005を認証取得致しました。
また、骨材試験室を常設する事で、日々の各工場より採取された、骨材の品質試験は勿論の事、当社砕石の品質管理に於ける中枢として、ブレインユニットの役割を果たしています。
早野聖地公園入口改修工事(2020年完成)
川崎市立井田病院斜面防護等整備工事(2020年完成)
当社 コンストラクション事業部では、地域社会に密着した営業活動を行うと共に、地元企業として土地造成事業・道路(舗装)・河川及び上下水道の整備・維持・補修、長いキャリアで培った施工管理能力に加え、各種安全衛生教育の充実や様々な資格の取得を積極的に推進する事で生まれる高い総合力により、時代に適合した新しい建設業を目指しています。
川崎市が建設事業等の発展及び建設業等の健全な育成に対する寄与を目的に、建設技術等の向上及び経営基盤の強化に関して、他の模範となる企業に対して表彰を毎年行う『川崎市優良事業者表彰』にて、令和2年度『川崎市優良事業者表彰(土木部門)』を受賞しました。
過去には『水道部門』『下水道きょ部門』でも受賞をしており、この事は当社の施工管理及び建設技術に対する高い評価の表れであると確信しています。
秦野太陽光発電所(第1サイト、第2サイト)
当社社有地の有効活用の新しい形として、2013年秋より太陽光発電所を設置、運転開始致しました。
今後も継続して建設・設置を推進し、再生可能エネルギーの普及・拡大に努めてまいります。
当社が企業活動を行ううえで、最も避けるべき点は労働災害の発生です。
1日の業務を無事故で終え、社員がご家族のもとへ笑顔で帰宅する事を願いつつ、当社では以下のような安全衛生活動に取り組んでおります。
当社では、安全衛生委員会組織のもと、年3回の全体会議の他、年1回の安全大会・川崎大師への安全祈願の実施のほか、全部署で毎月1回安全会議を開催、ライン部門のみならずスタッフ部門に於いても常に安全衛生について考える場を作る事で、全社的な安全意識の向上を図っています。
当社では、危険予知訓練を取り入れた事故事例の検討や、リスクアセスメントやヒヤリ・ハット事例の活用を通じて、積極的な安全活動を推進しています。
また、衛生面に於いても、インフルエンザワクチン接種代の全額補助など、体調管理を含めた社員の健康保持増進を推進するなど、多角的な面から無事故・無災害に取り組んでいます。
当社では、上記の様な自社組織による安全衛生活動の充実は勿論のこと、安全大会での外部講習による講演や地域の警察署による交通安全講習の実施、更には外部機関による様々な講習会を受講する事で、安全衛生に関する知識の習得を積極的に図っています。
当社は、「地球環境にも配慮した魅力あふれる地域創造の一手を担っている事を自覚し、真に価値ある社会の実現に貢献すること」をテーマに、積極的に環境保全への取り組みを進めています。
当社は、川崎市が2020年に策定した脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」に賛同し、2050年の脱炭素社会の実現に向けて地球温暖化対策に取り組んでまいります。
脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」は、2050 年の脱炭素社会の実現に向けて気候変動問題が差し迫った課題であるという認識を共有し、地球温暖化対策の取組を加速化させ、具体的な取組を実践するために策定されたものです。
「創造的開発業」を目指す当社では、単に資源を採取する為の開発のみならず「地域社会との調和を図る」との方針の下、環境への配慮として以下の活動に取り組んでいます。
砕石や砕砂の生産工程では、多くの粉じんが発生する事から、地域社会の環境に悪影響を及ぼしかねません。
そこで、当社では構内及び事業所周辺の搬出路等に於いて、スイーパーを使用する事で、粉じんの元となる泥を除去しています。
採石跡地に於ける緑化は、環境面や景観保全の面は勿論のこと、土砂災害防止の面からも重要です。
そこで、当社各事業所に於いても、砕石の採取跡地(最終残壁)について積極的に緑化事業を展開、自然の復元に注力する事で、環境の保護に取り組んでいます。
2021年10月から定期的に、SDGs達成を支援する弊社の事業や取り組みについてご紹介しております。