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織戸組×SDGs第31回~週休2日モデル工事~

お知らせ2024.11.28

本社に程近い南武沿線道路で行われている「上平間200mm~75mm配水管布設替その2工事」は、織戸・河合共同企業体が施工している工事です。
この工事は、老朽化している配水管の布設替を行い、耐震性を高める工事です。



この工事では、週休2日モデル工事を実施しています。
週休2日モデル工事とは、建設産業の就労環境の改善に取り組むため、原則祝日、土曜日及び日曜日を休工日としたモデル工事です。



この工事の施工管理を担当している社員にお話を聞きました。

週休2日モデル工事では、発注者に休日を記載したカレンダーを提出する必要があります。
基本的には土曜日・日曜日・祝日を休日にしていますが、例えば土曜日も施工する必要がある時は、その週の別の曜日を休日に充てて週休2日を確保するようにしたり、協力会社から平日を休日にしたいと言われたら調整したりしています。

もちろん週休2日でない工事よりも工事期間は長くなりますが、その分は発注者が金額に反映してくださっています。
何事もなく工期通りに工事を終了させられることが1番ですが、週休2日モデル工事もそうではない工事も、近隣住民の方々への対応や商業施設との日程調整があるとほぼ確実に工期を延期することになってしまうことに変わりはありません。
協力会社の皆さんにも快くご協力いただいていますし、週休2日にすることが大変だと感じたことはないですね。

週休2日モデル工事は、もともとワークライフバランス重視派の僕からしたら最高です。
休日は何も予定がなければ家でゴロゴロしたり、最近は趣味で絵を描いたりゲームをしたりしています。
今後、疲れていない時はもっと遠くに遊びに行きたいと思っています。

週休2日モデル工事は無理なく実施できて、さらにライフスタイルにも良い影響があるようです。
SDGsという観点では、適度に休みが取れるようになるのでストレスや疲労の解消につながり、心身の健康に資するという点で、目標3「すべての人に健康と福祉を」に当てはまります。
また、適度に休みを取ることで仕事へのモチベーションや生産性も高まるので、目標8「働きがいも経済成長も」にも当てはまります。

休みが取れずに働き続けてストレスや疲労が蓄積していく環境では、長く安心して働き続けることができません。
社員が心身の健康を保ちながら高いパフォーマンスを発揮できる環境を整備し、長期的に人材を確保し続けることで、持続可能な形でインフラ整備をはじめとする様々な工事を施工していくという意味では、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」や目標11「住み続けられるまちづくりを」にも当てはまると言えます。

この工事に限らず、弊社では2021年から現在に至るまで、様々な工事で週休2日モデル工事を実施してまいりました。
今後も次代を見据えて柔軟に新たな知見を取り入れ、時代に適合した建設業を目指してまいります。

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